8/31、9/1の2日間に当院より2名の培養士がigenomix社開催のバイオプシーワークショップに参加してきました。 当日はマウスの胚盤胞を使用し ・胚盤胞から細胞を少量切り取るバイオプシー ・切り取った細胞を洗浄しPGT-Aを実施するためのPCRチュ-ブに入れるチュービング 臨床で実施するのと同様に実習させていただきました。 PGT-Aのご経験が豊富な胚培養士の方が講師になり、臨床の現場で疑問に思うことやスムースに行うコツなど丁寧に教えていただきました。 修了後には立派な修了書もいただきました! 実物はクリニックの待合室から見える培養室のまどに置いてあります。機会がありましたらご覧になってみて下さい。 実習で使用した検体は臨床と同様に増幅まで行っていただき、先日結果をいただくことが出来ました。 青丸で囲った部分が当院スタッフの実習結果です。無事に増幅成功していました。 PGT-Aをご希望される場合、採卵は自費診療となり検査費用も高額になりますが、ART反復不成功・反復流死産をご経験されたかたには非常に有効な検査になるかと思います。 当院でPGT-Aをご希望される患者様は少数ですが、いざ行うとなった時いつでも万全に技術をご提供できるよう日々研鑽を積んでいきたいと思います。 今回のバイオプシーワークショップはとても勉強になりました。igenomix・Vitrolife社の皆様、講師をつとめて下さった先生方にこの場を持ちまして感謝を申し上げたいと思います。