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院長ブログ
2019.11.06

ネット社会の功罪

インターネットが発達して我々の暮らしは大変便利になりました。最近は子供のなりたい職業にYouTuberがランクインするなど、私が子供の頃には想像すらできなかったことが現実に起こっています。YouTubeのみならず、TwitterやFacebookなどのSNSでの情報発信も盛んとなり、誰でも情報発信ができるようになり、コメントなどで意見交換や議論も可能となっています。一昔前までは、情報発信は新聞やテレビなど大マスコミのみの特権で発信も一方向のみであり、先方からの取材を受けることなどがなければ、個人的な意見を発信することは困難だったのですが、ネット社会となった今、状況は大きく変化しております。かく言う私自身、読者の多寡はともかくとして、このブログを通して自分の意見を述べることが出来ているのです。

大マスコミはそれなりにしっかりとした取材に基づいて報道していると思われますので、ある程度事実に即した情報を発信しているのではないかと考えますが、一方で、誰でも情報発信ができるがゆえに、間違った情報や信憑性のわからない不確かな情報も溢れるようになってしまいました。もちろん、大マスコミがいつも正しい情報を流してるわけではないかもしれませんが、大マスコミを批判し、その報道を否定するような情報まで氾濫しております。何が正しく、何が間違っているか、我々受け手側にも取捨選択する知識や技術が問われているのだと感じておりますが、大マスコミの情報までも不確かだという不安があると、何も信じることができないような状態となり、疑心暗鬼に陥ってしまいます。

さらには、情報の受け手側の検索エンジンによりその方の好みに合った偏ってしまった情報ばかりが表示されることにより、知らず知らずのうちに考え方までも偏ってしまっているかもしれません。この状態を、「フィルターバブル」と呼ぶそうですが、不妊界隈も同様、様々な情報が飛び交っている中、どうしても耳の痛い情報は見たくないですから、気が付けば自分自身に都合の良い情報ばかりに囲まれているかもしれないのです。

難しいことかもしれませんが、一度耳の痛い情報にも耳を傾けていただき、ご自身の状況を客観的に俯瞰してみることも重要だと思います。少なくとも、「妄信」は危険なのです。当院では初診時にある程度の時間を割き、お話させていただくことを心掛けておりますので、気になっている事柄、情報などございましたら、ご相談ください。